プラスチック射出成形機に使用する積層造形部品

ASSABのエンジニアリング部品

ASSABのエンジニアリング部品は、ASSABが製造する鉄鋼材料部品で、完成品またはほぼ完成品の状態で納入され、お客様は追加の仕上げ工程なしに、金型や機械に組込んですぐにご使用いただくことができます。

当社は、積層造形を効率的に活用して、プラスチック射出成形で使用できるASSABエンジニアリング部品を製造しています。

 

1) スプルーブッシュ、ホットランナーゲートインサート、トンネル/カシューゲートインサート

スプルーはプラスチック射出成形機のノズルから金型キャビティへの溶融プラスチックの移動をサポートする機能があります。これはスプルーブッシュを使用して、スプルーと機械のノズルを接続することで可能になり、高温でも漏れることなく溶融プラスチックを金型キャビティにスムーズかつシームレスに流入することができます。当社は溶融プラスチックの効果的な流入を可能にするために、冷却にコンフォーマル設計を取り入れ、お客様の用途に合わせカスタマイズしたスプルーブッシュを提供しています。

ホットランナーシステムは、溶融プラスチック材料を金型キャビティに供給するチャネルまたは通路です。プラスチック材料の温度と粘度を維持するためのホットランナーインサートで構成されてホットランナーシステムは、溶融プラスチック材料を金型キャビティに供給する通路です。プラスチック材料の温度と粘度を維持するためのホットランナーインサートで構成されています。ホットランナーシステムは金型のゲート領域の温度を上昇させ、ゲート領域が十分に冷却されないと、欠陥や表面品質の問題を引き起こす可能性があるため、サイクルの変更を改善するコストがかかったり、不良品が増加する可能性があります。当社はこれらの問題に対処するため、これらのインサートにコンフォーマル設計を取り入れています。

プラスチック射出成形における溶融プラスチックの流れは、トンネルゲートとカシューゲートによって調整され、金型キャビティへのプラスチックの流入位置も決定します。溶融プラスチックをスムーズに流入し、エアポケットやボイドを避け、金型キャビティを均等に充填するには、ゲートを注意深く設計することが必要です。当社は、溶融プラスチックの流れを最適化して、優れた結果を得るために必要なゲートの寸法と形状を構築し、お客様の用途に合わせカスタマイズしたゲートインサートを提供します。

2)  ガス抜きインサート

ガス抜きは、射出成形で高品質の部品を製造するために不可欠で重要な要素です。製造中にガスが金型内に閉じ込められた場合には、ガスを逃がす方法が必要です。逃げ場のないガスは圧縮されてキャビティに閉じ込められます。閉じ込められたガスが高温および溶融圧力に接触すると、酸素に点火し、完成したプラスチック部品に焼け、グロスマーク、応力割れが発生する可能性があり、これは一般に「ディーゼル効果」と言われています。

さらに、ガス抜き不良とディーゼル効果が組み合わさると、金型の分割線で摩耗が生じ、フラッシュと呼ばれる射出部分に過剰な樹脂が発生する可能性があります。噴射速度を下げると、空気が通気口から解放される時間は長くなりますが、金型が十分に充填される前にプラスチックの硬化が始まり、低温による溶融粘度が高くなるため、不完全な部品が成形されるショートショットなど、他の問題につながる可能性があります。当社は、積層造形を活用した問題解決をサポートしています。

 

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