次世代のための製鋼ソリューション

スウェーデンにある当社の製鋼所 Uddeholm は、持続可能性において大きな進歩を遂げました。 1990 年以降、Uddeholm は化石燃料由来の CO2排出量を 46% 以上減少しました。 Uddeholm は化石燃料由来のの CO2 の排出量を年間 3,100トン削減するため、積極的な取り組みを続けます。 2030 年までに、Uddeholm は化石燃料由来の CO2 排出量をゼロに削減する予定です。

過去 3 年間、Uddeholm はエネルギー消費量と気候変動への影響を減らすため、挑戦的な戦略計画を策定してきました。 2021 年と 2022 年には、16GWh 以上のエネルギーを節約し、2,700トンの CO2 排出量を削減する省エネ プロジェクトが実施されました。 1 GWh は 100 万 kWh で、これは燃料油 100 m3 のエネルギー含有量、もしくは電気により 40 世帯を暖房するエネルギー量と同じものです。 つまり、16 GWh は電気により 640 世帯を暖房することに相当します。

Uddeholm は現在 、主に電力と天然ガス使用しており、限られた範囲内で LPG と局所暖房器具を使用しています。 天然ガスは現在、Uddeholm の CO2 排出量の大部分を占めています。 2021 年の Climate Neutral Week(クライメート・ニュートラル・ウィーク)中に、Uddeholm は天然ガスをバイオガスで代替し、1,044トンの CO2 排出量を削減しました。 今日、全面的な移行は依然として現実的ではありませんが、Uddeholm はバイオガスの割合を増やす計画です。 2020 年には、天然ガス炉が電気炉に転換され、これにより 600トン の CO2 および 1トンの NOx 排出量が削減されました。

私たちのビジネスは循環回復に基づいています。 スクラップを溶かして新しい製品を作ります。 このようにして、すべての金属材料をリサイクルすることは、地中から新たに金属を掘り出す必要がないことを意味します。 Uddeholm の製品は 84 ~ 98% がリサイクル素材で構成されています。 現在、Uddeholm の廃棄物は埋立に使用されることはなく、原料や建築資材として再利用されています。

地球環境に対しては全人類に責任があります。生痕化石を最小化するためにできる限りのことをする考えです。 Uddeholm と ASSAB は、製品の循環型再利用と持続可能なライフサイクルに基づいて環境をリードする企業活動を通じて、環境意識の高い多くのお客様にとって必然の選択になってゆくでしょう。

サステナビリティレポート(英語版)は  こちら からダウンロードできます。

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