ASSABの高圧ダイカスト向けエンジニアリング製品

スプルー、分流子、分流子リング

高圧ダイカストの場合、乱流と空気の巻込みを最小限に抑えるため、ショットスリーブと金型を接続する流路となるスプルーに溶融金属を注入します。 この溶融金属は、ダイカスト金型のさまざまな部分に溶融金属を分配する分流子に流れ込みます。 スプルーブッシュとも呼ばれる分流子リングは、分流子とダイカスト金型の残りの部分を接続するのに使われます。 溶融金属を均一に流し込み、最終的な鋳造物が一貫した特性を有することを保証するため、スプルー、分流子、分流子リングの設計は重要な役割を担います。

ASSABは、Uddeholmが製造する高級熱間鋼粉末を使用して、積層造形法を用いてスプルー、分流子、分流子リングを製造しています。納入後すぐに使用できるASSABエンジニアリング製品には、カスタマイズされたコンフォーマル冷却と熱処理がセットになっています。当社が積層造形したスプルーは、主に3プレートタイプのダイカスト金型に使用され、分流子および分流子リングは、焼付きを最小限に抑えつつ、優れた高温耐摩耗性、延性、軟化抵抗を有する2プレートタイプのダイカスト金型用に特別に設計されています。 このような特性によって、サイクルタイムを改善し、ダウンタイムを縮小し、メンテナンス要件を引き下げることができ、お客様の総合設備効率を高め、生産性の向上につながります。

焼付きの改善

ウォータージャケット

ウォータージャケットはエンジンまたは機械システムのひとつで、水を使用してシステムの温度を制御,維持するためのものです。 最適な温度を維持し、過熱や機械設備の損傷を防ぐために不可欠なものです。

ASSABは、アルミニウム製エンジンブロックの鋳造に使用する湾曲ウォータージャケットの肉厚が均一でなく、鋳造工場にとって大きな課題となる可能性があることを理解しています。 そのために当社が特別に設計したコンフォーマル冷却、Uddeholmが製造する高級鋼粉末、最先端の熱処理、PVDコーティングなどの保護コーティングを組み合わせたソリューションを開発しました。 積層造形法を用いて製造する当社のウォータージャケットは、高温耐摩耗性、優れた延性、優れた軟化抵抗、焼付きの大幅な低減を実現し、時間の節約、コストの削減、効率の向上を可能にします。 鋳造工場は、当社のソリューションを導入することで、サイクルタイム、ダウンタイム、メンテナンス作業を削減し、生産性と収益性を向上させることができます。 ASSABは、お客様の業務に真の変化をもたらす革新的なソリューションを提供することに尽力しています。

 

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