コンプレッション成形

圧縮成形は、主に熱硬化性成形に用いられる技術で、成形部品を金型の凹部(キャビティ)に入れ加圧した後硬化させます。 材料が硬化するまで加熱・加圧します。 圧縮成形方法 は、ガラス繊維強化の成形品によく用いられます。

この成形技術は、ガラス繊維強化部品や高圧がかかる部品の成形に用いられます。 耐摩耗性、強度および硬さは、金型材料に欠かせない特性です。

圧縮成形には次のさまざまなメリットがあります。

  • プラスチック材料の無駄がない(ゲートやランナーシステムがない)
  • 部品の内部応力を低減できる
  • 重量のある大型部品にも適用できる
  • 高価な設備を必要としない

この成形法に適した製品は、ASSAB 8407 Supreme, Unimax, Vanadis 4 Extra SuperClean、およびStavax ESR, Mirrax ESR や Elmax SuperCleanなどのステンレス鋼です。