ホットスタンピング

高強度の鋼材で重要な構造部品を製造する工法としては、冷間成形が一般的な方法でした。 新たにホットスタンピングが登場し、このプロセスに使われる工具鋼の需要が高まっています。

加熱した鋼板を金型内で素早く成形・焼入れすることで、大型で複雑な高強度部品の製造が可能になります。 一方、金型に使う工具鋼には厳しい要件が求められます。 例えば、必要な温度で高い機能を得るために、工具鋼には優れた熱伝導率、熱間降伏強さ、靭性・延性が求められます。

ASSABは、これらの要求に対応するソリューションとして、QRO 90 Supreme, Unimax, Dievar および ASSAB 8407 Supreme (Orvar Supreme)を提案します。 これらを用いることで安定した工具性能を発揮し、より長い連続生産、サイクルタイムの短縮や高品質な最終製品が期待できます。