課題を認識する

プラスチック産業では、高性能樹脂 の使用がますます増加する傾向にあります。 これらの高性能 樹脂は、工具の腐食や摩耗を引き起こし易いのが特徴です。 これらの現象は、 ガラス繊維やハロゲンフリー難燃剤を多く含有する樹脂を使用するコネクターや 熱管理システムのような電気自動車の部品によく見られます。 自動車産業では、ダイカスト製のアルミニウム部品 に代わり樹脂製の部品がボンネット内の 金属部品に使用されようになっています。 ヘッドライト の熱管理部品では樹脂が非常に良く機能している例も見られます。
難加工性の樹脂は、新しい種類の樹脂に次のような充填剤および添加剤が加えられています。
- ガラス繊維
- HFFR (高温用耐火繊維 )
- バイオ複合材料
これらは摩擦化学反応による摩耗、すなわち工具鋼に悪影響を及ぼす可能性のある腐食と摩耗の複合的な現象を引き起こします。
- この課題を克服するために、次のような特性を持つTyrax ESRが開発されまし た: 推奨使用硬さが55-58 HRCで非常に高い硬度
- 非常に良好な耐摩耗性
- AISI 420 ESR タイプの工具鋼よりも優れた耐食性
- 高い延性
上記の特性の組み合わせによって、難加工性樹脂を使用した場合でも工具の寿命を伸ばし、メンテナンスの負荷を低減させます。
当社のお客様は、Tyrax ESRを使うことで従来の鋼種に比べ工具の寿命が長くなったと感じています。
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